格安SIM好きが語る!私がmineoを使い続ける理由と使い分け術

私はこれまで、ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアから、楽天モバイル、ワイモバイル、UQモバイル、ahamo、povo、IIJmioなど、数多くの通信サービスを渡り歩いてきました。そんな私が、なぜ今もmineoを契約し続けているのか。そして、他のSIMとどう使い分けているのか。その理由を、Q&A形式でご紹介します。
Q1. なぜ複数のSIM(mineo, ワイモバイル, 楽天モバイル, povo)を契約しているのですか?
最近は、スマートフォン1台で2つのSIMを切り替えて使える「デュアルSIM」対応の機種が普及したこともあり、私のように複数の通信会社を契約する人が増えています。
その主な理由は、大きく分けて2つあります。
一つは「通信障害への備え」です。 特定の通信会社で大規模な障害が起きた時でも、予備の回線があれば、電話やインターネットが全く使えなくなるという最悪の事態を避けられます。
もう一つは「用途に合わせた使い分け」です。 例えば、「通話はA社、データ通信はB社」というように、それぞれの会社の得意なところを組み合わせることで、1社だけを契約するよりも、結果的に自分の使い方に合った快適な環境を、より安く手に入れることができる場合があります。
私の場合は、現在4つのSIMを契約しており、それぞれ以下のような目的で使い分けています。
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ワイモバイル:メイン回線(音声通話+データ通信)
自宅のインターネットが「ソフトバンク光」なので、セットで割引が適用されるのが一番の理由です。月額1,000円程度に収まるので、メイン回線として利用しています。
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mineo:楽しむための回線
契約プランは、月額990円で通信速度は最大1.5Mbpsに制限される代わりにデータが使い放題になる「マイそく スタンダード」です。
この「使い放題」というサービスが面白いだけでなく、公式コミュニティサイト「マイネ王」でパケット(データ容量)をもらったり、プレゼント企画に参加したりと、mineoならではの体験を楽しんでいます。
もらったパケットは、他のプラン(マイピタ)を契約している家族や友人にプレゼントすると喜ばれるので、コミュニケーションツールとしても活用しています。 -
楽天モバイル:キャンペーン活用回線
この回線は、楽天モバイルでしか販売されていない限定機種が欲しくて契約しました。私の中では、お得なキャンペーンを活用するための回線という位置づけなので、今後ずっと使い続けるかは分かりません。
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povo:お守りとしての予備回線
基本料金が0円なので、通信障害などに備えるための完全なサブ回線として維持しています。
ずっと無料で使えるわけではなく、定期的に「トッピング」と呼ばれる有料オプション(例えば「1日データ使い放題」など)を購入して、回線の利用期間を延長させています。最近は無料で使えるAI機能など、話題性もあって手放せないですね。
このように、各社の特徴を理解し、自分の使い方に合わせて組み合わせることで、通信環境を最適化しています。
Q2. その中で、mineoはどんな役割・目的で使っていますか?
Q1でお話しした通り、私にとってmineoは「楽しむための回線」という、少し特別な位置づけです。 メイン回線のワイモバイルがあるので、正直なところ、mineoがなくても通信自体には困りません。それでも私がmineoを契約し続けているのには、他社にはない「面白さ」があるからです。
具体的には、以下の3つの魅力を感じています。
1.データ残量を気にせず節約できる「マイそく」の使い勝手
契約している「マイそく スタンダード」は、月額990円で通信速度は最大1.5Mbpsに制限される代わりに、データ容量は無制限です。
この「1.5Mbps」という速度を、私はこんな風に使っています。
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音楽ストリーミング
「YouTube Music」などを聴くときは、データ量を全く気にせず使えるmineoが活躍します。
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メイン回線のデータ節約
メイン回線(ワイモバイル)のデータ通信量が多くなってきたと感じたら、mineoに切り替えます。高速通信が必要な重いサイトはワイモバイル、軽いサイトの閲覧ならmineo、というように使い分けることで、メイン回線のデータ消費を抑えています。
もちろん、高速通信に慣れていると「遅いな」と感じる瞬間もありますが、その特性を理解した上で使い分けるのが私のスタイルです。
2.お得で楽しい企画が満載の「マイネ王」
mineoの公式コミュニティサイト「マイネ王」は、ただの交流サイトではありません。
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パケットがもらえる
「動画を見たら○GBプレゼント」「イベントに参加したら○GBプレゼント」のようなイベントがあり、そのようなイベントに参加することでパケットが貯まります。「ポイ活」のように、かけた時間の割に…というような徒労感も少ない印象です。
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プレゼント企画も豊富
過去には、当選者数100名の「mineoコインの形をしたチョコ」に当選したことがあります。スマホなどの豪華賞品は当選者数が少ないので当たりにくいですが、少し人気がなさそうで当選者数が多い企画は、狙い目かもしれません。
3.「通信を楽しむ」という、ユニークなサービス思想
これが、私がmineoを一番気に入っている理由です。 多くの格安SIMにとって、平日の昼間に利用者が増えて速度が落ちるのは弱点です。しかしmineoは、その弱点を「昼間は使わない代わりに安くてデータ無制限」という「マイそく」プランとしてサービス化してしまいました。
この逆転の発想や、ユーザーが「ゆずるね。」機能(マイピタで利用できる機能)で通信帯域を譲り合ったり、余ったパケットをプレゼントし合ったりと、ユーザー自身が工夫して通信を楽しめる仕組みが随所にあります。
単に安いだけでなく、通信そのものを楽しむという体験を提供してくれる。それが、私がmineoを使い続ける何よりの理由です。
Q3. ワイモバイルや楽天モバイルと比べて、mineoが「良いな」と感じる点は何ですか?
ワイモバイルや楽天モバイルもそれぞれに良いところがありますが、それらと比較して、私が特にmineoの「ここが良いな」と感じるのは、以下の2点です。
1.唯一無二の「マイそく」プラン
ワイモバイルや楽天モバイルのプランは、基本的に「高速通信を何GBまで使えるか」という考え方に基づいています。
一方で、mineoの「マイそく」は、「通信速度はそこそこで良いから、データ容量を気にせず使いたい」という、他社にはない需要に応えてくれるプランです。
私の使い方のように、メインの高速回線と組み合わせることで、それぞれの弱点を補い合い、通信全体の満足度を高めることができます。このような選択肢があること自体が、mineoの大きな魅力です。
2.良くも悪くも「人間味」のあるコミュニティの存在
私が知る限り、mineoの「マイネ王」ほど、ユーザー同士の交流が活発なコミュニティは、他の通信サービスではなかなか見られません。
例えば、掲示板に何かを書き込むと、同じように感じている方からコメントがついて楽しい会話に発展することもあれば、Q&Aに質問を投稿すると、ベストアンサーを選ぶのに困ってしまうほど、多くのユーザーが親切で真剣な回答を寄せてくれます。X(旧Twitter)のような大きなプラットフォームよりは、居心地が良いと感じることが多いです。
もちろん、良いことばかりではありません。時には否定的なコメントに嫌な気持ちになったり、回答がつきすぎて追いつけなくなったりと、人との距離感に難しさを感じることもあります。
ですが、そうした部分も含めて、良くも悪くも「人間味」があるのがマイネ王の魅力です。困った時に助けてくれる人がいるという安心感は、他のサービスでは得られない、mineoならではの価値だと感じています。
Q4. 逆に、他のSIMと比べてmineoが「ちょっと不便だな」と感じる点は?
もちろん、mineoにも「ちょっと不便だな」と感じる点はあります。特に、私が契約している「マイそく」プランは、その特性上、いくつか注意が必要です。
【注意点1】 平日お昼の通信制限
「マイそく」の最大の注意点が、平日の12時~13時の間、通信速度が最大32kbpsに制限されることです。この速度では、メッセージの送受信くらいしかできず、Webサイトの閲覧やSNSの利用は、ほぼ不可能になります。お昼休みにスマートフォンをしっかり使いたい、という方には、「マイそく」は正直なところ、おすすめできません。
※マイそくプレミアムは最大200kbpsの速度制限のため、バーコード決済などは一応使えると公式サイトでも案内があります。
【注意点2】 3日間で10GBの通信制限
もう一つの注意点が、「3日間で10GB以上」のデータ通信を行うと、混雑回避のための速度制限が適用される場合があります。私の使い方では、この制限にかかることは滅多にありませんが、動画配信サービスを長時間利用したり、大きなファイルのダウンロードを頻繁に行ったりする方は、注意が必要です。
「マイそく」と「マイピタ」、どちらを選ぶべきか?
上記のような注意点があるため、「マイそく」は、その特性を理解し、私のように割り切った使い方のできる、どちらかというとサブ回線向けのプランです。
もし、mineo1回線で通信をまかないたいと考えているなら、「マイそく」よりも「マイピタ」の10GB以上のプランが、多くの方にとって使いやすい選択肢になると思います。
「マイピタ」の10GBプラン(月額1,958円)には、「パケット放題 Plus」というオプションが無料でついてきます。これは、アプリのスイッチ一つで、通信速度を最大1.5Mbpsのデータ使い放題に切り替えられる機能です。
つまり、「マイピタ」なら、
- 普段は高速通信を使い、
- データを節約したい時や、容量を使い切った後は、1.5Mbpsの使い放題に切り替える
という、高速通信とデータ節約の「いいとこ取り」をしたハイブリッドな使い方が可能です。
「マイそく」の安さは非常に魅力的ですが、多くの方にとっては、柔軟な使い方ができる「マイピタ」の10GB以上のプランの方が、満足度は高いかもしれません。
Q5. 結論として、どんな人にmineoはおすすめできますか?
これまでの私の経験と、mineoのサービス特性を踏まえると、mineoは特に以下のような方におすすめできます。
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通信費を抑えつつ、自分に合った使い方を追求したい方
自分の使い方に合わせて、通信環境を自由にカスタマイズできる柔軟性があります。 -
「通信障害への備え」として、サブ回線を持ちたい方
基本料金0円のpovoのような選択肢もありますが、mineoの「マイそく」は、月額990円でデータ使い放題という、非常にコストパフォーマンスの高いサブ回線として活用できます。メイン回線とは異なるキャリアを選ぶことで、通信障害時のリスクを分散できます。 -
「通信」そのものを楽しみたい、新しい体験を求める方
単に安さや速さだけでなく、「マイネ王」でのパケットギフトやプレゼント企画、ユーザー同士の交流など、mineoは通信サービスを「使う」だけでなく「楽しむ」という新しい価値を提供してくれます。
以上が、数々のSIMを渡り歩いてきた私が、今もmineoを使い続ける理由とリアルな使い分け術です。
この記事を通して、mineoのユニークな魅力や、私がなぜmineoを使い続けるのか、その理由が少しでも伝わったなら嬉しいです。
mineoは、ただの格安SIMではありません。通信を「楽しむ」という新しい体験を提供してくれる、そんなサービスです。もし、あなたが「自分もmineoの世界を体験してみたい」と感じたなら、ぜひ私の紹介コードをご活用ください。事務手数料3,300円が無料になり、さらに端末同時購入で2,000円分の電子マネーギフトももらえます。
この記事が、あなたのmineoとの素敵な出会いのきっかけとなれば幸いです。